学生の参加者は東大医学部から3名、お茶の水女子大学から2名、聖路加国際大学から2名ととても賑やかな会となりました。
この日メンバーから出た質問の一つに「医師としてろうの患者さんが来られたときに気をつけるべきことは何ですか」というものがありました。
赤堀さんのお答えを要約すると、
- 年配のろう者は手話通訳士を依頼することがほとんどだが、若い人は筆談で全てすませてしまうことも多い(ろう者にも色々いる)
- 手話通訳士を介しても情報が間違って伝わってしまうことがあるので、重要な情報(薬の服用回数など)ははっきりと書いて伝えてほしい
- 手話通訳士に向かって話しかけてばかりで患者の方を見てくれないお医者さんがいるので、しっかり患者さんの方を見て話してほしい
とのことでした。これらはぜひ医療従事者として頭に留めておかなくてはいけませんね。
薬の服用回数に関しては、実際に間違って伝わってしまった実例も交えてお話し頂きました。
短い時間ではありましたが、とても有意義な時間でした。赤堀さん、本当にありがとうございました!
さて、鉄門手話の会は8月中の練習会はお休みとします。
次回活動日は9月の予定です。皆様、どうぞ良い夏休みをお過ごしください!